数日前、7月に入ればヨーロッパとの国境が開くというニュースが入ってきましたが、国際線が飛んでいるという話は7月1日現在聞きません。


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ロックダウン解除後の海


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開放されたビーチで遊ぶ子供たち



街にある飲食店やお土産屋も徐々に営業を再開してエッサウィラは徐々に街に活気が戻ってきています。
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再開に向けて準備中の食堂



ロックダウン以前は街はずれを歩いていると、アジア人である俺らに対して「コロナ!コロナ!」と言う人たちが見られましたが、
今では地元の人たちが「ハロージャパン!ウェルカム!」と優しく声をかけてくれます。


印象的だった出来事が一つあります。
新市街を歩いている時、お父さん、弟と3人で歩いていた10歳ほどの女の子がこちらにやって来て
手に持っていた野花を恥ずかしそうに渡してくれました。

モロッコ都市部で子供から花を渡される時、お金を要求されるのが多かったことから一瞬身構えてしまいました。
子供の純粋な優しさに触れて感動するのと同時に一瞬身構えた自分を恥ました。



長いロックダウンの影響から、世界各地で経済状況の悪化等による治安の悪化が起こっています。
例えば、モロッコのご近所であるセネガルでは、日本企業に強盗が入ったというニュースを聞きました。
良いニュースも聞きますがそれとは逆の悪いニュースも多く、誰しも少し疑心暗鬼になっているように感じます。
そんな中、純粋な優しさに触れることで心にいい刺激を受けました。
外国人という立場でコロナ渦を過ごしていると、地元の人の感情をダイレクトに感じることができる気がします。
旅のきっかけが世界を自分の目で見たいということだったので、異国の地でロックダウンという経験が思わぬ形で自分にとって良い経験になっているんだな~とポジティブに受け取り、残り期間を過ごそうと思います。
自分自身もモロッコ人と助け合えるように過ごしていきたいです。

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モロッコ国内のコロナ感染者は落ち着きつつもありますが、フルーツ農園作業者の中で集団感染が起こっているというニュースを聞いたのでまだまだ油断ならない状況
日本に帰るにしろ旅を続けるにしろ、この期間はモロッコマスクを身に着けて体に気を付けて過ごそうと思います。
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日本とは紐の向きが逆(頭に巻き付ける方式)