前回、計画の段階で野宿を主とする旅にするまでの過程を記載しましたが、
俺はこの旅をスタートするまで海外で野宿をしたことはありませんでした。
初めのころは行き当たりばったりだし、訳のわからない場所にテントを張ってることもありました。
野宿に慣れていくまで様々な場所で野宿を繰り返して、今は安全そうな場所をぼんやりとですが、掴めてきたので、野宿場所の選び方について紹介したいと思います。


まずは野宿時の危険について
1) 人による危険
2) 自然による危険
3) 動物による危険

野宿の危険性でまず思い浮かぶのは人による危険だと思います。
残念なことに、旅人が野宿時に殺害された事件も過去に起こっています。
2012年:ロシアでの邦人男性殺害事件

生死に関わる事なので、人による危険性はできる限り排除したいです。

野宿時に人からの危険を防ぐためには以下2パターンを場所探しの基本とします。
・人の目に留まる場所(人が気に掛けてくれる場所)
・人に見つからない場所
人の目に留まる場所というのは、24時間営業のガソリンスタンドや警察署、消防署などにお願いして
施設の敷地内、または施設周辺を指します。
これは後述する他の危険も避けられる場所なので、野宿における1番安全な場所だと思います。

次に人に見つからない場所
これは、森だったり茂みだったり、農作地だったりします。
幹線道路を走っている車から見えないことということが絶対条件ですね。
田舎道を走っている時は簡単に条件が整った場所が見つかるのですが、
都市部は条件に当てはまる場所はなかなかないので、公園を選ぶことが多々あります。
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これは俺判断の公園で野宿できるかどうかの基準ですが、
まず、キャンプ禁止の立て札がないこと。(注意されて夜中に移動することになったら面倒くさいので)
次に、”暗くなってから子連れや女性だけで出歩いている人がいるかどうか”

地元の細かな治安情報なんて旅行者が知るのは難しいです。
なので、地元の人の動きで安全な場所かどうかを判断したいということで、
子供や女性だけで夜も散歩できる場所=地元の人が安全と認識している場所
これを判断基準にして公園では野宿をしていました。
他には、”近くに自動販売機が設置されている”というのも判断基準になると思います。
※日本と違い海外は屋外に自動販売機が設置されている場所は少ないです。(治安の悪い場所は破壊・窃盗の対象となるので設置されていない)

唯、テントを張る段階では安全そうに見えても、夜中になると周りの様子は打って変わり...なんてこともあります。
俺も1度夜中にテントの周りを若者に囲まれたことがありました。
その時はテントから旅をしていることを説明したら、打ち解けることができて事なきを得ましたが、
囲んだのが他の若者だった場合どうなっていたかはわかりません。

都市部の公園は特に夜と夜中で状況が変わることがあります。
ここは大丈夫そうだな!と思ってテントを張っても、夜中に異変を感じたら直ぐに移動するのが得策です。





次に自然による危険です。
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主に蚊、川の増水、突風等を指します。
蚊については、夏の茂みに入るとどうしようもないので諦めます。
川の増水については、これも命に関わるので慎重に見極める必要があります。
特に、運河が多い地域(イギリスやオランダ)では運河沿いを走り続け、運河沿いで夜になることもあります。
イギリスで一度運河沿いでテントを張ろうとしたときに、通行人から言われたのが
「この場所は、今朝増水によって沈んでいたからほかの場所にテントを張りなさい」

この時思ったのは、どの場所が浸水するかというのは旅行者には判断不可能だということ。
他の自転車旅行者の話ですが、水の通り道になっている場所にテントを張ってしまい、夜中に鉄砲水によってテントごと流されたという話も聞きました。
川沿いの場合、宿泊地で雨が降っていなくても上流で降った雨によって川が増水します。
なので、この場合の安全策は地元の人に聞く。
高い場所や、川から離れた場所、オリーブなどの畑付近にテントを張るがベストな方法だと思います。
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農地でのキャンプ



最後に動物の危険対策
これは今のところ大きな危険に出会ったことがありません
ヨーロッパ、北アフリカで起こりうる危険な動物は野犬くらいですね。
野犬が多い地域ではガソリンスタンドや店の周りにテントを張るくらいの対策しか今はしていません。
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東アフリカだと象やキリンなどの大型動物が多くいる地域もあるので、そこまで行けることができたら追記していきたいと思います。





野宿場所を選ぶ基準は以上ですね。
店や人の家の周りか、野犬がいなくて人に見つからない茂みの中!
一見するとすぐ見つかりそうですが、地域によっては条件に当てはまる野宿場所が全然ないんですよね。
茂みや森はそこら中にありそうに思えますが、手入れのされていない茂みって、とてもじゃないけどテントを張れたものじゃないんですよ。
もう、草がボーボー!棘みたいな植物生い茂ってる!みたいなね。
なので、こういう田舎道の人が絶対来ない道路の隅っこで野宿が結構多くなります。

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人目につかないこと!って前提を無視してますが。
人目につきにくい、テント張りやすいと両方の条件を完全に満たす場所というのはあまりない
ので、
野宿できるかどうかの判断に慣れるまではなるべく店や民家、消防署、教会等の施設の周りにテントを張らせてもらうのがベストな方法だと思います。(特に旅のはじまりや、新しい国・地域に入った時など)


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理想はこういう人がまったくこない山奥の自然公園が一番最高ですよね。


国や地域によっても野宿のしやすさというのは変わってきます。
ドイツはし易いし、オランダはしづらい等々
法律もですし、住んでる人々の野宿に対する考えも違います。

国別の野宿ポイントはまた続きで書きます。